第1回全国安全マップコンテスト表彰

総評

作品のレベルが拮抗し、最終的に一作品を選考できませんでした。審査員での協議の結果、セコム・危険回避・オゴーの各賞を最優秀賞とし、最優秀賞の賞品をそれぞれに配分させていただきました事をご了承ください。

安全マップコンテスト表彰作品(A部門)

セコム賞 (最優秀賞)

■延岡市立延岡小学校(5年2組)
 代表者:Uさん
 製作者:小学5年生 6名

【選考ポイント】

時間帯や曜日、見える角度などによる状況の違いについてよく気付き、なぜその場所が危険なのか、またどこに逃げればよいかなど、よく考えて作られたマップでした。

危険回避賞 (最優秀賞)

■広島県佐伯区八幡学区寺田子ども会
 代表者:Yさん
 製作者:小学2~5年生 7名

【選考ポイント】

異学年のグループで作られたマップで、コメントが具体的でとても可愛かった。マップ作りに参加した子どもたちがこれからの地域を支えることを期待させられるマップでした。

オゴー賞 (最優秀賞)

■延岡市立延岡小学校(5年3組、5.6班)
 代表者:Uさん
 製作者:小学5年生 5名

【選考ポイント】

全作品の中でも最もよくインタビューを行い、その内容が記載されており、またそこで得られた情報を元に、危険な箇所の調査を行いよくまとめられたマップでした。

特別賞


■鹿嶋市緑区自治体(レインボーピーチみどり区キッズ)
 製作者:小学2~6年生 11名

【選考ポイント】

用紙いっぱいに貼られた写真と、何よりも5・7・5調で書かれたコメントが、マップ作りの楽しさをうかがわせるマップでした。

佳作

■可部南小学校(Gグループ)
 代表者:Fさん
 製作者:小学3年生

■可部南小学校(Kグループ)
  代表者:Fさん
  製作者:小学3年生

■府中市立北小学校(斗升・行籘地区)
  代表者:Kさん
  製作者:小学4~6年生

■府中市立北小学校(平谷地区)
  代表者:Kさん
  製作者:小学3~6年生

■延岡市立延岡小学校(5年1組)
  製作者:小学5年生

■延岡市立延岡小学校(5年2組)
  製作者:小学5年生

■延岡市立延岡小学校(5年3組)
  製作者:小学5年生

■延岡市立延岡小学校(5年3組)
  製作者:小学5年生

安全マップコンテスト表彰作品(B部門)

最優秀賞

■なぎさ公園小学校
 製作者:Kさん (小学2年生) 1名

【選考ポイント】

通学路を中心に歩き、安全だと思う場所、気をつけた方がいい場所とを色分けをし、そのカラフルさが目を引くマップでした。製作者の通学時の意識が変わったと感じられました。

セコム賞 (優秀賞)

■なぎさ公園小学校
 製作者:Hさん (小学4年生) 1名

【選考ポイント】

色シールを使い分け、人目につきにくい場所、110番の家など分かりやすく表記され、色々な危険に気づいています。また、写真も小さくプリントして貼る等工夫して作られたマップでした。

危険回避賞 (優秀賞)

■琴浦西小学校
 製作者:Tさん (小学6年生) 1名

【選考ポイント】

危険な場所、安全な場所の区分けを☆型のシールを使い、かわいく色分けし、色々なポイントに気を使っている作品でした。何よりも、何度も描いては消した跡が見られ、一生懸命考えて描いてありました。

オゴー賞 (優秀賞)

■琴浦西小学校
 製作者:Hさん (小学6年生) 1名

【選考ポイント】

シンプルで上手にまとめてあり、又インタビューも行い色々なポイントも写真におさえてありました。「一度作ってみたいと思っていた」という事で、この機会を利用して頂いて良かったと思いました。

特別賞

■埼玉県
 製作者:Sさん(小学2年生) 1名

【選考ポイント】

7歳の男の子が親子で通学路を歩き、人目につきにくい場所、人目の途切れる場所を中心に調べてあり、マップやコメントは自分で書いていてとても頑張って書かれたマップでした。

佳作

■琴浦西小学校
 製作者:Hさん(小学6年生) 2名

■なぎさ公園小学校
  製作者:Tさん(小学3年生) 1名

■なぎさ公園小学校
  製作者:Wさん(小学3年生)

 

審査協力

学生ボランティア「PACE」のメンバー

PACE:「子どもの安全に注意を向ける熱心な企画・集まり子どもの歩調に合わせて歩んでいきましょう」をコンセプトに福山大学、広島経済大学、安田女子大学、呉大学、県立広島大学、広島大学の学生により構成された組織です。
http://www.pref.hiroshima.jp/cspt/

左:子どもの危険回避研究所 横矢所長 右:セコム株式会社 舟生氏

総評

応募総数はA部門で46作品、B部門で102作品集まりました。
全国各地から・・・と申し上げたかったのですが、残念ながら応募された地域に偏りが見られ、マップ作りや防犯活動への力の入れ方に、地域による格差がまだあることを感じました。
このマップコンテストは次回以降も開催していこうと考えております。
全国への防犯意識を広め、地域の防犯活動のお役に立ちたいという思いで進めてまいりますので、どうぞよろしくお願い致します。