第16回全国地域安全マップコンテスト表彰

今回も全国から多数のご応募を頂きありがとうございました。応募作品数:224点,参加人数:298名の参加がありました。コンテストの趣旨をご理解いただくと同時に、我々の思いが浸透しつつあることに喜びを感じています。
選考ポイントに基づく公平な審査の結果、地域や学校に偏りが出る場合もあります。今回、賞に手の届かなかった学校や個人のみなさん、次回のチャンスに向けて是非また応募してください。
審査員による協議の結果、『セコム賞』『オゴー賞』『チャレンジ賞』『サンクス賞』の各優秀賞を選定しました。追って、表彰状並びに該当賞品をお届けいたします。
現在、個人での応募も増えつつあることから、今後は個人作品も重視していきたいと考えます。

第16回全国地域安全マップコンテスト表彰作品

【受賞作品】7作品
【選考ポイント】

「作品募集要項」6番に記載してある選考ポイントに準拠しています。選考ポイントはこちら
また作品の美しさよりも極力子ども自身の手によるものを重視した審査としております。

セコム賞

東京都 東洋英和女学院
 製作者:Wさん

〔 総 評 〕

・地域の特徴を丁寧にとらえ、キケン・安全の両面からよく見て解説している。
・構成も秀逸で、読む人が楽しく理解できるよう川柳を書く等の工夫が凝らされている力作。
・インタビューや感想をきちんとまとめてあり、完成度が高い。

危険回避賞

東京都 玉川聖学院
 製作者:Kさん

〔 総 評 〕

危険な場所、安全な場所それぞれについて丁寧な解説を見やすく配置し、すっきりとまとめていて感心した。
解説内容から、普段からご家族で防犯意識が高い生活をされていることが伝わってくる素晴らしい作品だった。

オゴー賞

新潟県 中野山コミュニティ
 製作者:どんぐり隊の皆さん

〔 総 評 〕

情報量がしっかりあり、楽しんで作ったことが伝わる良い作品。
「フェンスが珍しい」「入りやすく隠れやすい」など、着眼点が良い。

チャレンジ賞

新潟県 大形地区青少年育成協議会
 製作者:ご応募いただいた皆さん

〔 総 評 〕

・安全・危険の情報が淡泊なので、 どうして安全なのか、どうして危険なのかのコメントがあれば尚良い。
・振り返りシートと合わせると良く分かるので、マップ内になるべく反映をした方が伝わる。


岡山県 吉備中央町津賀児童クラブ
 製作者:児童クラブの皆さん

〔 総 評 〕

・防災や緊急時のことについて色々と調べたことが伝わる。
・全体的な地図ではなく調査したエリアをもっとフォーカスした方がいい。
・地図はおおまかでもいいので手描きが望ましい。

サンクス賞

岡山県 県立津山工業高等学校
 製作者:ご応募いただいた皆さん

〔 総 評 〕

・楽しく作ってくれているのが伝わる。
・高校生が小学生に教えるというコンセプトが素晴らしい。
・情報量が少なく、治安の良し悪しに偏っているのが残念。


北海道 札幌市立札幌開成中等教育学校
 製作者:Aさん・Mさん

〔 総 評 〕

高校生が小学生に向けてというコンセプトが素晴らしい。
「スーパーは忙しくて助けてくれない」といったネガティブな捉え方よりも  「人がいること」の安心感もあると思うので、両面から考えてみて欲しい。

協力

学生ボランティア「PACE」のメンバー
福山大学、広島経済大学、安田女子大学、比治山大学、広島文教女子大学、広島大学の学生により構成された、大学生による「地域安全マップづくり」を支援するネットワーク組織です。

コンセプト
「子どもの安全に注意を向ける熱心な企画・集まり、子どもの歩調に合わせて歩んでいきましょう!」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/anzen/kodomo-pace-2.html

最終審査員

セコム株式会社 http://www.secom.co.jp/
 主務研究員 舟生岳夫 氏

子どもの危険回避研究所 https://kodomo-kikenkaihi.amebaownd.com/
 所長 横矢真理 氏

  • 子どもの危険回避研究所所長
  • 東京大学生産技術研究所目黒研究室(都市震災軽減工学)研究員
  • 防災士
  • 元港区教育委員

オゴー産業株式会社
営業本部 片山一昌、経営企画部 溝原誠志 檜垣雅子 上霜佳美

総評

本マップコンテストは、第17回(4月初募集告知予定)開催を迎えます。
第16回に引き続き、個人での応募大歓迎、各種、魅力的な商品を取り揃え、お待ちします。
4月頃、当ホームページにて告知案内いたします。乞うご期待ください。

全国の子どもたち一人一人が危険回避能力を高め、地域の防犯活動に少しでもお役に立ちたいという思いで進めてまいります。今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

※本コンテストは、作品の優劣を決めることが最終目的ではありません。今後もみなさんが切磋琢磨して、この活動を根強く広め、本当の安全・安心につながるようにとの思いを込めて開催しております。