第18回全国地域安全マップコンテスト表彰
今回も全国から多数のご応募を頂きありがとうございました。応募作品数:259点,参加人数:344名の参加がありました。今回は、ご家族での応募や高校生の作品もあり、新しい可能性を感じる回となりました。
選考ポイントに基づく公平な審査の結果、地域や学校に偏りが出る場合もあります。今回、賞に手の届かなかった学校や個人のみなさん、次回のご応募をお待ちしております。より良いマップ作成のための参考資料などもご用意しておりますのでお気軽にお声かけください。
審査員による協議の結果、『セコム賞』『危険回避賞』『オゴー賞』『努力賞』の各優秀賞を選定しました。追って、表彰状並びに該当賞品をお届けいたします。
第18回全国地域安全マップコンテスト表彰作品
【受賞作品】8作品
【選考ポイント】
「作品募集要項」6番に記載してある選考ポイントに準拠しています。選考ポイントはこちら
また作品の美しさだけでなく、極力子ども自身の手による取り組み内容を重視した審査としております。
東京都 玉川聖学院
製作者:Kさん
作品としてきれいで見やすく、重要なポイントが適度にまとまっています。
電車の音で助けの声が聞こえないかもしれない等、角度を変えた見方も出来ており、良い作品に仕上がっています。
東京都 東洋英和女学院
製作者:Mさん
自宅から駅までのポイントで色々な場所の危険と安全を分けて確認できており、コメントもしっかり書けています。
安全な生活について家族でよく話し合っていらっしゃるのが作品に表れています。
沖縄県 那覇市立古蔵小学校
製作者:こくラッコガールズの皆さん
自分たちの町についてたくさんの気付きがあり、良い学習体験の機会になったのではないかと感じます。
フィールドワークでの気付きを市へ働きかけて行政を動かしたことも、皆さんのやる気を感じるポイントでした。
茨城県 東洋大学附属牛久高等学校
製作者:Fさん
高校生が自分のためではなく地域の子供たちのために作成するという新しい観点です。
こういった目線は当コンテストの可能性を広げていくという可能性を感じます。
兵庫県Iさんご一家
製作者:Iさんご一家
小学校低学年の作品としてはとても良くできた作品です。
ご両親のポイントを抑えた指導も素晴らしく、作品も一生懸命さが伝わる力作です。
山口県 下関市角倉小学校
製作者:Oさん、Oさん、Kさん、Sさん
付箋の色分けやインタビューなど工夫を凝らした小学生らしい作品です。
何がどう危険でどうすれば良いかなどのコメントがあり、安全についてしっかり考えることが出来ています。
東京都 玉川聖学院
製作者:Mさん
地図と写真の載せ方が分かりやすいです。
夜に特化した目線で作られており、防犯の注意喚起などよく考えられています。
東京都 東洋英和女学院
製作者:Tさん
いっぱい調べて書き込んでおり、熱意が伝わる力作になっています。
警察へのインタビューで交番が留守の際の対応を聞いているので、周りの人にも教えてあげると役に立つと思います。




協力
学生ボランティア「PACE」のメンバー
福山大学、広島経済大学、安田女子大学、比治山大学、広島文教女子大学、広島大学の学生により構成された、大学生による「地域安全マップづくり」を支援するネットワーク組織です。
コンセプト
「子どもの安全に注意を向ける熱心な企画・集まり、子どもの歩調に合わせて歩んでいきましょう!」
https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/anzen/kodomo-pace-2.html
最終審査員
セコム株式会社 http://www.secom.co.jp/
主務研究員 舟生岳夫 氏
- 安心子育て応援サイト「子どもの安全ブログ」ナビゲーター
https://www.secom.co.jp/kodomo/ - キッズデザイン協議会理事
http://www.kidsdesign.jp/
子どもの危険回避研究所 https://kodomo-kikenkaihi.amebaownd.com/
所長 横矢真理 氏
- 子どもの危険回避研究所所長
- 東京大学生産技術研究所目黒研究室(都市震災軽減工学)研究員
- 防災士
- 元港区教育委員
オゴー産業株式会社
営業本部 片山一昌、経営企画部 溝原誠志 檜垣雅子
総評
本マップコンテストは、次回で第18回の開催を迎えます。
全国の子どもたち一人一人が危険回避能力を高め、地域の防犯活動に少しでもお役に立ちたいという思いで進めてまいります。
4月頃、当ホームページにて告知案内いたします。乞うご期待ください。
※本コンテストは、作品の優劣を決めることが最終目的ではありません。この活動を根強く広め、本当の安全・安心につながるようにとの思いを込めて開催しております。